はじめまして。都内の音楽大学でバイオリンを専攻している、あずさと申します。
イーストマンのバイオリン初心者セットであるVLシリーズは、これから始めようとしている人の多くが検討する楽器です。
ただ、なんとなく下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?
- ラインナップや各モデルの違いは?
- 1番人気のバイオリンセットは?自分に合うのはどれ?
- 実際に使っている人の口コミが見たい
- 必要なものはすべて揃っているの?
この記事ではイーストマンのバイオリン初心者セットを試奏したことのある私が、特におすすめのモデルを解説します。
当サイトに寄せられた口コミも紹介するので参考になさってください。
音大でバイオリンを専攻している私が1番におすすめしているバイオリンセットは、下記の記事で紹介しています。
関連記事:>>おすすめのバイオリン初心者セットTOP5!【購入後のステップも解説】
\初心者におすすめのバイオリンセットBEST3/
池田晴子先生のバイオリンセット | イーストマン SLV80 | ヤマハ V7SG | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
商品 | |||
弾きやすさ | |||
見た目の美しさ | |||
製作国 | ルーマニア製 | 中国製 | 日本製 |
価格(税込) | 126,280円 | 62,590円 | 68,859円 |
別途必要なもの | なし | チューナー 譜面台 (約5,000円) |
肩当て チューナー 譜面台 (約10,000円) |
評価 |
イーストマンのバイオリン初心者セットのラインナップは?
アウトフィットのモデル名 | 価格(税別) | 特徴 |
VL80セット | 65,000円 | ・世界中でベストセラーになっている定番モデル ・弾きやすさを重視 |
VL100セット | 95,000円 | ・オイルニス仕上げ ・弓をグレードアップ |
VL200セット | 110,000円 | ・こだわった上質な木材を使用 |
VL200セットEX | 150,000円 | ・楽器本体はVL200と同一 ・肩当て、松脂、クロスが付属 ・四角ケース |
VL401セットEX | 210,000円 | ・丁寧な手作業仕上げ ・高級弓を採用 ・肩当て、松脂、クロスが付属 ・四角ケース |
イーストマンではVLシリーズのバイオリン初心者セットがあり、ラインナップは上記5種類です。
価格に差がありますが、高くなるにつれて下記の点がグレードアップします。
- 手作業の割合
- 使用している木材の品質
- 仕上げのニスの品質
もちろん上位モデルの方が音は良くなりますが、全くの初心者からすると値段が高いのはネックですよね。
今後長くバイオリンを続けるなら最初から良いバイオリンを持つのは1つの方法です。しかし「ひとまず弾いてみたい」という方には、定番モデルのVL80セットがおすすめです。
VLセットを購入するなら、島村楽器限定のSVL80セットを選ぶといいでしょう。こちらは肩当てと松脂が付いているので、追加で必要なものはありません。
イーストマンのバイオリン初心者セットの口コミ評判は?
それでは当サイトに寄せられたイーストマンのバイオリン初心者セットの口コミを紹介します。
良い口コミと悪い口コミの両方を掲載しているので、購入するかどうかの参考になさってください。
良い口コミ
私がバイオリンを始めようと思ったきっかけは、音楽コンサートに行く機会があってバイオリンを弾く奏者の姿を見てすごく憧れたからです。
なので私がバイオリンをやりたいと思うようになったのは、かっこよくバイオリンを演奏しているのを見て自分も弾いてみたいと思ったからでした。
では、どうしてイーストマンのSVL80セットを購入しようと思ったかというと、何か良い初心者用のバイオリンがないか探していた時にこれが良いと聞いてためです。
また値段的にも買いやすいのが良いと思いました。
あまりに安いバイオリンは使いたくないと思っていたので、その点ではちょうど良い値段でかなり良かったです。
また肝心のバイオリンの質ですが、かなり良い職人が作ったバイオリンという感じで良い弾き心地でした。
ただ少し気になったのは、思った以上に音が響くことです。周りが気になる人はよく考えた方がいいですね。(39歳女性、会社員、SVL80セット)
半年ほど前に急に新しいことを始めたくなり、近所の個人のバイオリン教室に通い始めました。
音楽が好きで小さい頃にピアノ、その後吹奏楽部でトランペットをやっていましたが、何かあまり人がやっていない楽器を始めようと思い立ちバイオリンを選びました。
先生に紹介されるままイーストマンのSVL80セットを7万円程度で購入。ネットで注文して5日ほどで届きました。
それから約半年間、教室に通いながら自宅でもバイオリンの練習に励む日々です。
教室では思い切り弾きますが、自宅だと遠慮がちに弾くことになりあまり練習にならないので、時々近所の防音スタジオを借りて自主練習もしています。
まだまだ初心者なのでそれほど美しい音が出るわけではありませんが、それでも教室の先生の言葉通り、初心者には弾きやすいバイオリンだと思います。
肩当てもしっかりと厚みがあって肩に馴染んで安定感があります。音色もだんだん良くなり自分でも上達が感じられます。
あと半年したら発表会にも出るので、せっかく購入した楽器を大切に、練習に励んでいこうと思います。(49歳女性、会社員、SVL80セット)
昔から弦楽器に興味を持っていましたが、きっかけがありませんでした。
しかし、数年前にネットで偶然見つけた「イーストマン」の初心者セットのバイオリンを見た時に急に惹かれて、気付いた時には購入しました。型番は「VL80」です。
初心者セットに教則本が付属していなかったので、近くの楽器店で店員さんに勧められた初心者向けの教則本を購入して、独学でバイオリンを始めました。
購入してから半年ぐらいは独学でしたが、上達している実感があまり得られなかった事からそれ以降は個人レッスンの音楽教室に週1回通って勉強しています。
他のバイオリンを演奏する機会がほとんどないので違いはあまり分かりませんが、バイオリンを弾いた事がなくてもすんなりと手に馴染んでいくバイオリンだと思います。
購入してから現在も同じバイオリンを演奏していますが、練習すればする程、さらに弾きやすくなっている気がします。
私的には音が綺麗では良く響く「これぞバイオリン!」といった気持ちの良い音が出せています。
リーズナブルな価格で購入しましたが、音の響き方や綺麗さ、弾きやすさ等、コスパ面もかなり良いので満足しています。(33歳男性、自営業、VL80セット)
悪い口コミ
大学のクラシック音楽を演奏するサークルでバイオリンに触れたことがあって、自分でも購入して始めてみようと思いました。
セットになっているバイオリンでも比較的購入しやすい価格で、音色も悪くないと知人などから言われていたのでSVL80を購入しました。
同じサークル仲間だった知人にバイオリンの上達する方法を尋ねながら、主に独学で練習をしていました。
自分が購入したバイオリンは、大学のサークルから借りて弾いたことがあるバイオリンよりも、持ちやすくて弾きやすいバイオリンだと思います。
しかし、練習を重ねてもなかなか思うような良い音色が出ずに、かなり苦労しました。良い音が出てもそれを維持することができませんでした。
なるべく、周囲の迷惑にならないように練習をしていました。でも家の中にかなりバイオリンの音が響いてしまうようで、聞いていた家族からもあまり評判は良くありませんでした。
それでも、どうにか3年間ほどバイオリンの練習をしましたが、あまり上達せずに挫折してしまいました。(25歳女性、会社員、SVL80セット)
バイオリン初心者セットを購入したあとは?【独学or音楽教室】
独学 | 音楽教室 | |
続けやすさ | ||
費用 | ||
上達スピード |
バイオリンを始めようと思ったときに考えるのが、独学で楽しむか音楽教室に通うかということ。どちらにしようか迷っている方も多いでしょう。
そこで改めて、音楽教室と独学を比べてみました。楽器の購入とあわせて、あなたに合うスタイルはどちらか考えてみてください。
音楽教室は上達が早いけど続けるのは大変
音楽教室ではプロの先生に直接教わることができるため、上達スピードは早いです。目標の曲があって、「何としても早く弾きたい!」という方は音楽教室が合っています。
ですが仕事が忙しい方、出費が気になる方は続けるのが大変になって無駄になることも。
お金の面では、音楽教室は月1万5千円ほどかかるので年間20万円にのぼります。
せっかく教室に通いはじめても途中でやめたらもったいないです。上達には「続けること」が不可欠ですので、少なくとも1年は通えるか考えてみてください。
東京のバイオリン教室に通おうと考えている方は「東京都内おすすめバイオリン教室ランキングTOP10!【大人の初心者向け】」も参考になさってください。
DVDを使った独学なら着実に上達できる
独学は教室に通うのと比べたら、上達スピードは劣るでしょう。直接レッスンを受けるのはやはり魅力的です。
ですが趣味として「自分のペースで始めてみたい!」という人にはDVDによる独学が最適。
忙しくて教室に通えない方でも、DVDであれば時間のあるときに少しずつ弾いて練習できます。
先ほど1位に紹介した「楽器とレッスンDVDのセット」では、楽器の準備や基礎練習がわかりやすく解説されているので、疑問点を1つずつ解決しながら前に進めます。
まずDVDで練習してみて、物足りなくなったら教室に通うのも1つの方法です。
バイオリンのレッスンDVDについて詳しく知りたい方は「バイオリン初心者おすすめレッスンDVDランキングTOP5!【独学OK】」をご覧ください。
イーストマンのバイオリン初心者セットまとめ
イーストマンのバイオリン初心者セットは定番モデルのVL80セットがおすすめ。
細部まで丁寧に作りこまれていて、初心者でも弾きやすいのが魅力です。
通常のVL80だと肩当てや松脂が付いていないので、島村楽器で販売されているSVL80セットを選びましょう。
音大でバイオリンを専攻している私が1番におすすめしているバイオリンセットは、下記の記事で紹介しています。
関連記事:>>おすすめのバイオリン初心者セットTOP5!【購入後のステップも解説】
\初心者におすすめのバイオリンセットBEST3/
池田晴子先生のバイオリンセット | イーストマン SLV80 | ヤマハ V7SG | |
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
商品 | |||
弾きやすさ | |||
見た目の美しさ | |||
製作国 | ルーマニア製 | 中国製 | 日本製 |
価格(税込) | 126,280円 | 62,590円 | 68,859円 |
別途必要なもの | なし | チューナー 譜面台 (約5,000円) |
肩当て チューナー 譜面台 (約10,000円) |
評価 |
当サイトでは都内の音大でバイオリンを専攻している編集員が、おすすめのバイオリン教室をランキング形式で紹介しています。
また各バイオリン教室の詳細ページでは、料金体系や講師の質なども詳しく解説していますので、ぜひ一度チェックしてみてください!